アナトリー・ボリソヴィチ・チュバイス(ロシア語: Анато́лий Бори́сович Чуба́йс、ラテン文字転写の例:Anatoly Borisovich Chubais、1955年6月16日 - )は、ロシア連邦の政治家、企業家。元ロシアナノテクノロジー社(ロスナノテク)社長。ベラルーシ人。ボリス・エリツィン政権にて大統領府長官、第一副首相兼財務大臣を歴任した。民営化政策を推進し、エリツィン政権後期にはボリス・ベレゾフスキー、ロマン・アブラモビッチらと共にロシア連邦の政財界に強大な影響力を及ぼした。エリツィン政権末期からプーチン時代にかけては政権内からは離れるものの、新興財閥(オリガルヒ)「統一エネルギーシステム(UES)」会長として一定の地歩を占めた。