アシダカグモ(足高蜘蛛、蠨蛸、学名:Heteropoda venatoria )は、アシダカグモ科に属するクモの一種。イエグモ、ヌスットコブ(盗人蜘蛛)(熊本県)、ヤツデコブ・ヤッデコッ・ヤツネコブ(鹿児島県)、ヤクブ(沖縄県石垣島)など複数の呼び名が存在する。 徘徊性で、網を張らずにゴキブリなどの獲物を待ち伏せ、目の前に来た獲物を捕食する。日本に生息する徘徊性のクモとしては最大種で、人家に棲息する大型のクモとしてよく知られている。 家屋内では不快害虫とされる一方、ゴキブリなど家の中の衛生害虫を食べる益虫でもある。