アグアスカリエンテス (Aguascalientes) はメキシコ中西部のサン・ペドロ(アグアスカリエンテス)川沿いにある標高1888メートルの高地に位置する都市である。1575年10月22日に建設された。1835年に隣のサカテカス州から分離したアグアスカリエンテス州の州都である。2012年の統計によると、アグアスカリエンテスの人口は約93万人だった。メキシコでは人口増加率の高い都市のひとつ。 アグアスカリエンテスとはスペイン語で「熱い水(熱水泉、温泉)」を意味する。1575年に都市が建設されたとき、その豊富な湯量のためにこの名がつけられた。また、“夕日”が美しい事でも有名である。 毎年4月後半から5月第1週にかけて、メキシコ全国でも有名なサン・マルコス祭 (Feria Nacional de San Marcos) が開催される(聖マルコの祝日である4月25日を中心とする)。この時期のホテルは非常に取り辛くなる。 アグアスカリエンテスには大学が数多くあり、教育熱心な州としてしられており、毎年メキシコで住みたい都市の上位にランキングされている。