アキナケス (古代ギリシア語: ἀκινάκης、古代ペルシア語ではアキナカ * akīnakah の説も) は、主に紀元前1千年の東部地中海地方で使われていたダガーナイフもしくはサイフォスの一種で、特にメディア王国、スキタイ、ペルシア、古代ギリシアの人々に使われていた。 アキナケスの起源はスキタイだが、ペルシア人によって有名になり、またたくまに古代世界に広まった。その影響は、中国剣にも見ることができ、平安時代には日本にも伝わっていた(後述)。古代ローマ人は、この武器の起源がメディア王国にあると信じていた。