からくりは、 1. * 日本における古い時代の機械的仕組みのこと。本項で詳述する。 2. * 江戸時代の見世物、覗機関(のぞきからくり)の略称。 3. * 仕組み、システム全般の意味、俗称として使われている。 日本における古い時代の機械的仕組みのこと。漢字では絡繰、唐繰、機巧、機関、機、械、関などさまざまに表記される。からくりが文化的に開花したのは江戸時代で、その独自性によって国際的にも注目されている。欧米のオートマタ(歴史的な自動装置・自動人形)研究においても、日本語のまま「karakuri」とローマ字表記されるようになった。