『かいじゅう色の島』(かいじゅういろのしま)は、はっとりみつるによる日本の漫画作品。『ヤングドラゴンエイジ』(KADOKAWA)にて、5号から連載中。島を舞台として、伝奇と百合を絡めた作品である。 『さんかれあ』のはっとりみつるが描く、伝奇×青春ストーリー。『さんかれあ』はゾンビとラブコメをかけ合わせた作品であったが、『かいじゅう色の島』は伝奇と百合をかけ合わせている。作中では鼓動を「こきゅん」と表現するなど独特の擬音語が使われる。 作者のはっとりが三重県出身であり、離島が身近にあったことから企画が始まった。季刊誌に掲載する漫画であるため、各話の発表間隔が長くなってしまうことから、2人の物語を深く掘り下げていくという方向性が定まり、百合を描くことが決まったのはその後である。連載が始まった2018年は『やがて君になる』がヒットした年であり、これ以降、百合漫画の多様化が進行した。