おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。

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  • おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。 (ja)
  • おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。 (ja)
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  • おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。 (ja)
  • おっつけ(追っ付け、押っ付け)とは、相撲の技術のひとつである。 相手の差し手を封じるために、相手が差しにきたり突っ張ったりした時に、自分の肘を自分の脇に押し付け(「おっつけ」の名はここに由来している)、手は相手の肘に外側から当てがってしぼり上げる。ただし決まり手にはならない。そのまま前進して相手の肘や肩を極めることにより、相手の重心を浮き上がらせることも可能。おっつける側に足を十分に入れ、低くおっつけないと効果は薄い。攻守ともに威力があり、相撲技の中でも最も重要な技のひとつ。 大正時代の横綱栃木山は左利きであったが、猛稽古で右の腕力も鍛えて、左ハズ押し右おっつけの型になれば大盤石であった。 昭和では大関清國のおっつけが有名。平成に入ってからは横綱3代目若乃花や大関栃東が名手とされていた。 誰かに食事をおごらせるという意味で「おっつける」という単語を使うケースもある。 (ja)
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  • おっつけ (ja)
  • おっつけ (ja)
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