『おぎん』は、芥川龍之介が1922年(大正11年)に『中央公論』誌上に発表した小説である。 芥川の小説におけるジャンル「切支丹物」のひとつ。江戸時代初期のキリシタン弾圧に範をとり、キリスト教的観念と、日本人的心情、家族制度との衝突を描く。