『あゝ野麦峠 新緑篇』(ああのむぎとうげ しんりょくへん)は、1982年製作の日本映画。前作『あゝ野麦峠』の興行的成功を受けての続編。製作はから東宝映画に変わったが、山本薩夫が東宝本体(東宝映画は砧撮影所拠点の東宝100%子会社。1972年以降本体は直接製作を行っていないため、同社や東宝映像の作品が事実上本体製作に準ずる)で映画を撮るのは、『戦争と平和』以来35年ぶりのことで話題になった。ただ興行成績は前作に遠く及ばなかった。