『あばよ白書』(あばよはくしょ)は、立原あゆみによる日本の漫画。『月刊アニマルハウス』および『ヤングアニマル』(白泉社)に連載された。単行本は全12巻(ジェッツコミックス)。 ヤクザを主題・題材にした漫画を多く手がける立原あゆみの作品の1つ。本作の特徴は、作者の代表作『本気!』『JINGI 仁義』『弱虫』などとは異なり、主人公が立身出世をせず、地元の小規模組織に留まる点が挙げられる。作中に登場する「犭会(けもの会)」「猩猩組」「壁村耐三」の名称は、他の立原あゆみ作品にも登場しており、共通の世界観を持つ。なお、猩猩組組長である壁村耐三の名は、秋田書店の『週刊少年チャンピオン』および『ヤングチャンピオン』で編集長を務めていた実在の人物の名前から取られている。