ウィレム・A・グロータース(Willem A. Grootaers、1911年5月26日 - 1999年8月9日)は、ベルギー生まれのカトリック教会の司祭で、方言学者。中国と日本で方言研究を行い、とくに日本の言語地理学の発展に寄与した。中国名は「賀登崧」(Hè Dēngsōng)。エッセイでも知られる。 淳心会の司祭であったため、「グロータース神父」の名で呼ばれることが多い。日本でのペンネームとして「愚老足」の字も用いた。「年は足りるがまだ愚かである」という意味だという。