ポリカールポフ TIS (Polkarpov TIS)は、1940年代初めに設計された重武装を備えたソビエト連邦の重戦闘機である。予定していたエンジンの信頼性が低すぎて生産に入ることができず、エンジンの製造者が問題を解決する資源に欠けていたことから僅か2機の試作機が製造されただけであった。自身の名前を冠した設計局の筆頭技師であったニコライ・ポリカールポフの死後の1944年9月に試作2号機が墜落すると計画は放棄された。