RD-119 (GRAU 分類 8D710) はガス発生器サイクルで液体酸素とUDMHを燃焼する液体燃料ロケットエンジンである。ノズルの膨張比が大きく独特の推進剤の組み合わせにより準低温推進剤のガス発生器エンジンとしてはかなり高水準の比推力である352秒に到達した。エンジンの主ノズルは固定されガス発生器からの排気はエンジンの側面の4基のノズルから排出される。ジンバル式バーニアで推力制御する代わりに燃焼ガスは電気駆動のシステムでノズルが制御される。