IAR-81(IAR IAR-81 ルーマニア語:イー・アー・レー・オプトゼーチ・シー・ウヌー)は、ルーマニアのロームーナ(IAR)社ブラショフ工場(IAR Braşov;Industria Aeronautică Română Braşov)が開発し、ルーマニア空軍で運用された急降下爆撃機。 後期の派生型は急降下爆撃用の装置を廃し、対爆撃機用迎撃戦闘機として改設計された。ルーマニア航空隊のみで運用された。ルーマニア初の低翼単葉戦闘機であるIAR-80の派生型である。 実機垂直尾翼には「I.A.R. 81」と書かれていることが多く、この表記が当時の正式のものと考えられる。しかし記述上では「IAR-81」または「IAR 81」と書かれることも多く、また近年のIAR製の航空機では「IAR」と表記されることにより、この項目では便宜的に「IAR-81」の表記を用いる。