フォッケウルフ Fw 61(Focke-Wulf Fw 61)は、ドイツが開発した世界初の実用ヘリコプターである。機番はFa 61とも表記される。 サイド・バイ・サイド・ローター形式のヘリで、Fw 44の胴体にジーメンス Sh 14Aを搭載し、航続距離230km、最高速度120km/hを記録した。 機首にも2枚羽根のプロペラ状のものがあるが、これは空冷星型エンジンの冷却ファンであり、前進時の推力に利用するものではない。 初飛行は1936年6月26日。