D-9(でぃーないん)は、放送業務用圧縮型コンポーネントデジタルVTR規格である。1995年に日本ビクターが開発し、DIGITAL S(でじたるえす)のブランドで売り出した。その後1999年の春にSMPTEによりD-9として指定を受けた。ハイビジョン記録が可能な拡張規格のD-9 HDが存在している。 他の4:2:2コンポーネントデジタルVTRに比べ安価でコストパフォーマンスは良かった。そのため、国内では業務用のS-VHS機器を使っていたケーブルテレビ局や中小規模の制作プロダクションを中心に販売展開した。また、海外の放送局では制作用VTRシステムとして広く採用されている。 ソニーやパナソニックがHD放送化に向けた機器を発表する中、D9規格のHD製品をすすめていたが、デジタルテープ規格の競争に敗れD9規格の製造販売から撤退。現在は、既存ユーザーのためのD9用ビデオテープの販売のみ行っている。

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  • D-9(でぃーないん)は、放送業務用圧縮型コンポーネントデジタルVTR規格である。1995年に日本ビクターが開発し、DIGITAL S(でじたるえす)のブランドで売り出した。その後1999年の春にSMPTEによりD-9として指定を受けた。ハイビジョン記録が可能な拡張規格のD-9 HDが存在している。 他の4:2:2コンポーネントデジタルVTRに比べ安価でコストパフォーマンスは良かった。そのため、国内では業務用のS-VHS機器を使っていたケーブルテレビ局や中小規模の制作プロダクションを中心に販売展開した。また、海外の放送局では制作用VTRシステムとして広く採用されている。 ソニーやパナソニックがHD放送化に向けた機器を発表する中、D9規格のHD製品をすすめていたが、デジタルテープ規格の競争に敗れD9規格の製造販売から撤退。現在は、既存ユーザーのためのD9用ビデオテープの販売のみ行っている。 (ja)
  • D-9(でぃーないん)は、放送業務用圧縮型コンポーネントデジタルVTR規格である。1995年に日本ビクターが開発し、DIGITAL S(でじたるえす)のブランドで売り出した。その後1999年の春にSMPTEによりD-9として指定を受けた。ハイビジョン記録が可能な拡張規格のD-9 HDが存在している。 他の4:2:2コンポーネントデジタルVTRに比べ安価でコストパフォーマンスは良かった。そのため、国内では業務用のS-VHS機器を使っていたケーブルテレビ局や中小規模の制作プロダクションを中心に販売展開した。また、海外の放送局では制作用VTRシステムとして広く採用されている。 ソニーやパナソニックがHD放送化に向けた機器を発表する中、D9規格のHD製品をすすめていたが、デジタルテープ規格の競争に敗れD9規格の製造販売から撤退。現在は、既存ユーザーのためのD9用ビデオテープの販売のみ行っている。 (ja)
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