2011年の欧州における腸管出血性大腸菌感染事件は、2011年5月以降、ヨーロッパの広範囲で発生している腸管出血性大腸菌O104による大規模な集団感染事件のことである。6月23日現在において、13カ国で43人(うち溶血性尿毒症症候群(HUS)によるものが30人)の死者を出し、罹患者は3,792人にのぼっている。。患者の多くは成人女性であり、死者の8割は大人である。