1999年の台風(1999ねんのたいふう、太平洋北西部で発生した熱帯低気圧)のデータ。台風の発生数は22個で、日本には全体の半分の11個が接近し、うち2個は上陸台風であった。 台風1号は4月23日に発生。 9月に発生した台風18号は、この年に発生した台風の中で最強の勢力にまで発達し、九州に上陸して熊本県を中心に大きな被害をもたらした。 なお、台風の影響によるものではないが、8月には神奈川県で熱帯低気圧の豪雨による玄倉川水難事故が発生。この水難事故により、強い熱帯低気圧や台風でなくとも大きな被害が生じることがあるという結論に至り、熱帯低気圧や台風における「弱い」「並の強さ」「中型」などの勢力表現は、災害への危機感を薄れさせる原因になるとして、翌2000年の6月1日以降廃止となった。