日本は1991年8月23日から9月1日に東京で行なわれた第3回世界陸上競技選手権大会に参加した。団長は小掛照二、ヘッドコーチを大串啓二が務め、以下63名(男子36名・女子27名)の選手団を組織した。女子マラソンで山下佐知子が銀メダルを獲得、日本人として世界選手権初のメダル獲得であった。最終日の男子マラソンで、谷口浩美が世界陸上初の日本人金メダルに輝いたのも同大会であった。 ほか日本勢では高野進が短距離種目である男子400mにおいて7位入賞、競歩種目で男子50km競歩の今村文男が7位入賞を成し遂げた。女子マラソンで有森裕子が4位入賞、男子マラソンでが5位に入賞した。日本選手団は2つのメダルと4つの入賞の成果をあげた。