1968年メキシコシティーオリンピックの陸上競技・男子100m(1968ねんメキシコシティーオリンピックのりくじょうきょうぎ だんし100メートル)の陸上競技・男子100mは10月13日から10月14日にかけてメキシコの首都メキシコシティーのエスタディオ・オリンピコ・ウニベルシタリオで開催された。本競技は予選、準々決勝、1組8人×2組で争われる準決勝、準決勝を通過した8人の出場による決勝の4段階から構成された。 決勝ではジム・ハインズが優勝し、金メダルを獲得。ハインズの優勝タイムは9秒95と認定され、人類初の電動計時による9秒台の達成という歴史的なレースとなった(手動計時では9秒9)。またこの決勝レースは、オリンピック史上初めてすべて黒人選手による決勝レースであった。