黒人ドライバーのためのグリーン・ブック(こくじんドライバーのためのグリーン・ブック、The Negro Motorist Green Book または The Negro Traveler's Green Book)は、アメリカ合衆国が人種隔離政策時代の1930年代から1960年代に、自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックである。書名は創刊者であるヴィクター・H・グリーンに由来し、「グリーンによる黒人ドライバーのためのガイドブック」というほどの意味になる。通常は単に Green Book と呼ばれた (以下本項では便宜的に『グリーン・ブック』とする)。