『魔界水滸伝』(まかいすいこでん)は、栗本薫による伝奇SF小説。 H・P・ラヴクラフトの創造したクトゥルー神話のモチーフを取り入れ、地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そして神々の圧倒的な力の前に滅びて行こうとする人類の危難を描いた大河小説。題名に見える『水滸伝』にあやかり、百八の星を背負う神々、人々が集結し、クトゥルーの邪神の侵略に対抗していくさまが描かれている。