馬鹿洞人(ばろくどうじん、英語: Red Deer Cave people)は、知られているうちで最も新しい、現生人類に似ていない先史時代の人類である。年代測定で14,500-11,500年前と判定された化石は中国の馬鹿洞と老磨槽洞で発見された。旧人類と現生人類の特徴を合わせもつ彼らは比較的最近まで生存していた人類の別の種と見られ、現生人類の遺伝子プールに寄与することなく絶滅したと考えられている。馬鹿洞においては大きなシカを調理していた痕跡が残されている。