『青が散る』(あおがちる)は、宮本輝の青春小説。『文藝春秋』の季刊誌『別冊文藝春秋』の1978年夏号(145号)から1982年夏号(161号)に連載。1982年に文藝春秋から単行本を刊行、1985年に文庫化された。 追手門学院大学の1期生である宮本輝が同大学を舞台に、大阪府茨木市の新設大学に1期生として入学した主人公が友人たちとテニス部を創設してテニスに打ち込み、ヒロインに恋をする姿を通じて、また彼らを取り巻く友人たちの抱える闇を通じて、青春の光と影を描いた作品。 TBSテレビで石黒賢・二谷友里恵の主演によりテレビドラマ化され、1983年10月21日から1984年1月27日まで全13回にわたって放送された。