重原 久美春(しげはら くみはる、1939年2月5日 - )は内外両面の金融経済政策の専門家。専門領域外でも、社会厚生、地球環境保全、日本の国際貢献など、幅広いテーマに関する国際的な論客として活躍。 日本銀行における国内政策・国際金融の企画・調査・実践部門で要職を歴任。OECD(経済協力開発機構)に4回招聘され、その主軸である経済政策部門の全ての職階を経て、非英語圏出身者として初めて経済総局長(Head of Economics Department)に抜擢され、長年にわたってOECDチーフ・エコノミストとして活躍した。更に、OECD副事務総長(Deputy Secretary-General)として、経済・社会・厚生・開発などの諸問題に関するOECDの横断的作業を統括した。金融経済政策に関する国際的な貢献に鑑み、ベルギー国王の名において名誉経済学博士の学位を授与された。群馬県出身。