貝殻の標本(かいがらのひょうほん)は、大原羑子発案・大原佐予子主催による死装束の展覧会である。衣装・音楽・映像・絵や詩を含むコンセプチュアルアートとして1995年から2002年まで行われた。客層は20代のファッションに興味のある世代から、自分の死について改めて考えたという70代までと幅広く、延べ4000人以上の来客数となった。NHKドキュメントにっぽん「旅立ちはドレスで」(1999年12月10日)が放送され、好評を得る。