第61期王位戦 (だい61きおういせん) は、2020年度(2019年8月14日 - 2020年8月20日)の王位戦である。挑戦者決定戦は、藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を下して、挑戦を決めた。王位戦七番勝負は、藤井聡太棋聖が木村一基王位に4勝0敗で制した。タイトル奪取に成功した藤井は、初の王位獲得によって、羽生善治九段の最年少タイトル二冠の記録を28年越しに、加藤一二三九段の最年少八段昇段の記録を62年越しに、共に18歳1カ月での記録更新を達成した。