第一次奴隷戦争(だいいちじどれいせんそう)は、紀元前135年から紀元前132年にかけて発生した共和政ローマにおける戦争。シキリア属州(現在のシチリア)のエンナの奴隷による蜂起がきっかけであり、元奴隷で自身を預言者と称したとキリキア出身で軍事指揮官としてエウヌスを支えたが主たる指導者であった。いくつかの小さな戦闘で奴隷軍は勝利したが、ローマから大軍が送り込まれて敗北した。