神明社の大シイ(しんめいしゃのおおシイ)は、愛知県西尾市上永良町に鎮座する上永良神明社(かみながらしんめいしゃ)境内に生育する、国の天然記念物に指定されたスダジイ(椎)の巨樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。東海地方におけるシイノキの代表的な巨樹として、1932年(昭和7年)4月19日に国の天然記念物に指定された。 推定される樹齢は1000年を超すと伝わる老樹であり、指定された1932年(昭和7年)当時は、愛知県内における最大規模のシイノキの巨樹であったが、老齢による衰弱により主幹は失われ、残されていた主な幹や枝も1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の強風を受け倒伏してしまい、一時期は指定当時の面影はないとされていたが、幸いにも樹木自体の枯死は免れたため天然記念物の指定解除には至らず、その後は生き残った枝や、倒伏した主幹下部から萌芽したひこばえが成長し繁茂している。

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  • 神明社の大シイ(しんめいしゃのおおシイ)は、愛知県西尾市上永良町に鎮座する上永良神明社(かみながらしんめいしゃ)境内に生育する、国の天然記念物に指定されたスダジイ(椎)の巨樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。東海地方におけるシイノキの代表的な巨樹として、1932年(昭和7年)4月19日に国の天然記念物に指定された。 推定される樹齢は1000年を超すと伝わる老樹であり、指定された1932年(昭和7年)当時は、愛知県内における最大規模のシイノキの巨樹であったが、老齢による衰弱により主幹は失われ、残されていた主な幹や枝も1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の強風を受け倒伏してしまい、一時期は指定当時の面影はないとされていたが、幸いにも樹木自体の枯死は免れたため天然記念物の指定解除には至らず、その後は生き残った枝や、倒伏した主幹下部から萌芽したひこばえが成長し繁茂している。 (ja)
  • 神明社の大シイ(しんめいしゃのおおシイ)は、愛知県西尾市上永良町に鎮座する上永良神明社(かみながらしんめいしゃ)境内に生育する、国の天然記念物に指定されたスダジイ(椎)の巨樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。東海地方におけるシイノキの代表的な巨樹として、1932年(昭和7年)4月19日に国の天然記念物に指定された。 推定される樹齢は1000年を超すと伝わる老樹であり、指定された1932年(昭和7年)当時は、愛知県内における最大規模のシイノキの巨樹であったが、老齢による衰弱により主幹は失われ、残されていた主な幹や枝も1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の強風を受け倒伏してしまい、一時期は指定当時の面影はないとされていたが、幸いにも樹木自体の枯死は免れたため天然記念物の指定解除には至らず、その後は生き残った枝や、倒伏した主幹下部から萌芽したひこばえが成長し繁茂している。 (ja)
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  • 神明社の大シイ(しんめいしゃのおおシイ)は、愛知県西尾市上永良町に鎮座する上永良神明社(かみながらしんめいしゃ)境内に生育する、国の天然記念物に指定されたスダジイ(椎)の巨樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。東海地方におけるシイノキの代表的な巨樹として、1932年(昭和7年)4月19日に国の天然記念物に指定された。 推定される樹齢は1000年を超すと伝わる老樹であり、指定された1932年(昭和7年)当時は、愛知県内における最大規模のシイノキの巨樹であったが、老齢による衰弱により主幹は失われ、残されていた主な幹や枝も1959年(昭和34年)の伊勢湾台風の強風を受け倒伏してしまい、一時期は指定当時の面影はないとされていたが、幸いにも樹木自体の枯死は免れたため天然記念物の指定解除には至らず、その後は生き残った枝や、倒伏した主幹下部から萌芽したひこばえが成長し繁茂している。 (ja)
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