『砂漠の塩』(さばくのしお)は、松本清張の長編小説。『婦人公論』に連載され(1965年9月号 - 1966年11月号、連載時の挿絵は堀文子)、1967年3月に中央公論社から単行本が刊行された。中東を舞台に、死を決意した男女と妻の跡を追う夫の、愛の行方を描く長編ロマン。本作で第5回婦人公論読者賞を受賞した。 『愛と死の砂漠』のタイトルで1971年にテレビドラマ化されている。