知立信号所(ちりゅうしんごうじょ)は、かつて愛知県碧海郡知立町(現在の知立市山町)にあった、名古屋鉄道名古屋本線の信号場。名古屋本線と名古屋鉄道三河線を結ぶ知立連絡線が当信号所より分岐していた。知立信号場(ちりゅうしんごうじょう)と表記されることもあった。 廃止後も長らく信号所の番屋等が存置され、唯一あった踏切の架線すら束ねた状態で放置されていたが、後年になって名古屋本線との分岐器が撤去され、架線柱も知立連絡線部分を跨がない新しいものに替えられた。2019年(令和元年)現在、レールは撤去され敷地も売却されて痕跡は見当たらなくなったものの、唯一あった踏切上の複線分のレールのみそのまま残っている。