甲状腺眼症(こうじょうせんがんしょう、thyroid-associated ophthalmopathy: TAO)は、甲状腺関連の抗体が眼球周囲の組織に付着し、炎症を起こすことを指す。バセドウ病(グレーブス病)や橋本病などの甲状腺疾患におけるものが広く知られているが、甲状腺機能が正常であっても発生することがある。