満洲国皇宮(まんしゅうこくこうぐう)は満洲国の首都新京(現在の中華人民共和国吉林省長春市)に築かれた満洲国皇帝の宮殿。本項では皇制移行前の執政府についても記述する。 第二次世界大戦末期に対日参戦し満洲国に侵攻した赤軍(ソビエト連邦軍)が新京を占領していた混乱期に宮殿施設の多くが著しく荒廃したが、その後中華人民共和国政府が宮殿の一部を復元し、偽満洲国における日本軍の占領政策の歴史を展示するという趣旨の博物館「偽満皇宮博物院」として公開されている。2013年に全国重点文物保護単位に指定された。