沙県区(さけんく)は中華人民共和国福建省三明市に位置する市轄区。福建省中央部の西北に位置し、閩江支流のの下流域にある。 古くから小吃(軽食)が名物で、現在では沙県出身者が「」の屋号で中国各地に軽食店を展開してその名を広めている。90年代に起こった標会(無尽講の一種)の破綻による地域経済崩壊を機に、1997年から県政府主導で商標やロゴの統一が進められて急増。2017年時点で中国全土に6万店舗を構える、店舗数世界最大の外食集団となっている。