正積円筒図法(せいせきえんとうずほう)は、地図投影法の一群である。 円筒図法で(面積比が正しい)とするため、高緯度ほど緯線の間隔を狭める。そのため、ある特定の緯度でのみ等角写像(局所的に形が正しい)となる。それより低緯度では縦長に歪み、高緯度では横長に歪む。その等角となる緯線を「標準緯線」と呼ぶ。 標準緯線の選択に自由度がある。標準緯線を変えた図法は、上下にの関係にあり、標準緯線が低緯度なら上下に縮小、標準緯線が高緯度なら上下に拡大となる。標準緯線が赤道となるランベルト正積円筒図法のみが接円筒図法(投影面が地表と接する)で、それ以外は割円筒図法(投影面が地表と交わる)である。

Property Value
dbo:abstract
  • 正積円筒図法(せいせきえんとうずほう)は、地図投影法の一群である。 円筒図法で(面積比が正しい)とするため、高緯度ほど緯線の間隔を狭める。そのため、ある特定の緯度でのみ等角写像(局所的に形が正しい)となる。それより低緯度では縦長に歪み、高緯度では横長に歪む。その等角となる緯線を「標準緯線」と呼ぶ。 標準緯線の選択に自由度がある。標準緯線を変えた図法は、上下にの関係にあり、標準緯線が低緯度なら上下に縮小、標準緯線が高緯度なら上下に拡大となる。標準緯線が赤道となるランベルト正積円筒図法のみが接円筒図法(投影面が地表と接する)で、それ以外は割円筒図法(投影面が地表と交わる)である。 (ja)
  • 正積円筒図法(せいせきえんとうずほう)は、地図投影法の一群である。 円筒図法で(面積比が正しい)とするため、高緯度ほど緯線の間隔を狭める。そのため、ある特定の緯度でのみ等角写像(局所的に形が正しい)となる。それより低緯度では縦長に歪み、高緯度では横長に歪む。その等角となる緯線を「標準緯線」と呼ぶ。 標準緯線の選択に自由度がある。標準緯線を変えた図法は、上下にの関係にあり、標準緯線が低緯度なら上下に縮小、標準緯線が高緯度なら上下に拡大となる。標準緯線が赤道となるランベルト正積円筒図法のみが接円筒図法(投影面が地表と接する)で、それ以外は割円筒図法(投影面が地表と交わる)である。 (ja)
dbo:thumbnail
dbo:wikiPageID
  • 535847 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 2187 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 50221382 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-en:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 正積円筒図法(せいせきえんとうずほう)は、地図投影法の一群である。 円筒図法で(面積比が正しい)とするため、高緯度ほど緯線の間隔を狭める。そのため、ある特定の緯度でのみ等角写像(局所的に形が正しい)となる。それより低緯度では縦長に歪み、高緯度では横長に歪む。その等角となる緯線を「標準緯線」と呼ぶ。 標準緯線の選択に自由度がある。標準緯線を変えた図法は、上下にの関係にあり、標準緯線が低緯度なら上下に縮小、標準緯線が高緯度なら上下に拡大となる。標準緯線が赤道となるランベルト正積円筒図法のみが接円筒図法(投影面が地表と接する)で、それ以外は割円筒図法(投影面が地表と交わる)である。 (ja)
  • 正積円筒図法(せいせきえんとうずほう)は、地図投影法の一群である。 円筒図法で(面積比が正しい)とするため、高緯度ほど緯線の間隔を狭める。そのため、ある特定の緯度でのみ等角写像(局所的に形が正しい)となる。それより低緯度では縦長に歪み、高緯度では横長に歪む。その等角となる緯線を「標準緯線」と呼ぶ。 標準緯線の選択に自由度がある。標準緯線を変えた図法は、上下にの関係にあり、標準緯線が低緯度なら上下に縮小、標準緯線が高緯度なら上下に拡大となる。標準緯線が赤道となるランベルト正積円筒図法のみが接円筒図法(投影面が地表と接する)で、それ以外は割円筒図法(投影面が地表と交わる)である。 (ja)
rdfs:label
  • 正積円筒図法 (ja)
  • 正積円筒図法 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:depiction
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of