欧 鵬(おう ほう、Ou Peng)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。 梁山泊第四十八位の好漢で地闊星の生まれ変わり。黄門山に拠を構える山賊であり、その四頭領の筆頭格。長身で立派な風体で、通常よりも重量があり使いこなすが難しい鉄鎗を竹竿のように操り、身のこなしも俊敏、状況判断力や兵卒の統率にも長け他の三頭領から頭一つ抜きん出ていたため天を行く黄金の大鷲、摩雲金翅(まうんきんし)と渾名された。彼の名である鵬自体が伝説の怪鳥を指し示しており、それも踏まえての渾名であると思われる。