復楽園(ふくらくえん、Paradise Regained)は、ジョン・ミルトン作の初期近代英語の叙事詩。全4巻からなりユリウス暦1671年に刊行された。『楽園回復(楽園の回復)』とも訳される。 新約聖書に書かれた「荒野の誘惑」のエピソードをテーマに、イエス・キリストとサタンの対決を描く。題名の『復楽園』とは、イエスがサタンの誘惑に打ち勝つことで、永遠のいのちへの道が人類に開かれたことを意味している。