が単元の学習を終えるごとに実施されることに対して、定期考査はあらかじめ、実施する時期が決まっているためにこう呼ぶ。小学校などでは単元別試験、中学校以降は定期考査が行われることが多い。単元別試験は「1時間目は授業、2時間目で試験、3時間目は授業」といったように授業の合間に行うことが多く、定期考査の期間中は授業を中止し、数日間にわたって試験のみを行う。いずれの試験も、ある一定の学習を終えるごとに実施し、授業で習った内容が出題される。つまり、授業を習得できたかどうかを調べるために実施する。 一般に学期ごとに中間考査(ちゅうかんこうさ)・中間試験(ちゅうかんしけん)・中間テスト(ちゅうかんテスト)と期末考査(きまつこうさ)・期末試験(きまつしけん)・期末テスト(きまつテスト)がある。最終学期は、期末考査を兼ねて学年末考査(がくねんまつこうさ)・学年末試験(がくねんまつしけん)・学年末テスト(がくねんまつテスト)が実施される場合が多いが、学期ごとに単位を認定する学校では行われない。大学・短期大学などでは、単位認定試験として、中間試験をせず期末試験だけを行うことが多い。