宇宙重力波望遠鏡(うちゅうじゅうりょくはぼうえんきょう)、正式名称レーザー干渉計宇宙アンテナ (Laser Interferometer Space Antenna; LISA) は、欧州宇宙機関 (ESA) が進めている、重力波天体観測人工惑星である。 アメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所 (NASA-JPL) との共同プロジェクトの一つである。 現在の計画では、打上は2015年から2037年に大幅に計画は延期になっている。地球・太陽軌道系(黄道面)に対して20度の傾きを持った人工惑星軌道に投入され、観測を行う予定。 重力波望遠鏡の構造は、3つの衛星からなる。各々の衛星は、500万km離れた位置を周回し、衛星間にてレーザー光による干渉計として動作させる計画である。基線長が500万kmに達するため、地上では実現の難しい、MHz帯の波長を持つ重力波を捉えることが可能である。 2015年12月3日に搭載する機器の実証としてLISA パスファインダーが打ち上げられた。