国家民俗文化財(こっかみんぞくぶんかざい)は、大韓民国の文化遺産保護制度の一つ。「韓国(朝鮮)の基本的な生活文化の特色を表しているものとして典型的なもの」を対象として、文化財庁がにより指定する。旧名は「重要民俗資料」であり、2011年2月5日に全文改正された文化財保護法(法律第10000号)が施行され、重要民俗文化財になった。2016年から現在の名と改称した。 指定されたものには家屋、次いで服飾が多く見られる。また、邑(村)全体を保存対象とした例もある。指定物の管理は各自治体及び指定物を所有する博物館や個人が行っている。