全州議会(ぜんしゅうぎかい、ドイツ語: Ständerat、フランス語: Conseil des Etats、イタリア語: Consiglio degli Stati、ロマンシュ語: Cussegl dals Stadis)は、スイス連邦議会の議院であり、上院に相当する。議員定数は46である。 26のカントン(州)のうち20州は各2名の議員を送る。残り6州(オプヴァルデン準州、ニトヴァルデン準州、バーゼル=シュタット準州、バーゼル=ラント準州、アッペンツェル・アウサーローデン準州、アッペンツェル・インナーローデン準州)は各1名を送る。この6州は歴史的な理由により準州と見なされるが、実際には州と同様に扱われる。 議員の任期は4年間であり、議員はカントン当局の指示に対して表決が拘束されない。スイス連邦憲法の下で選挙の方法が各カントンに委ねられ、その条件は民主的な方法でなければならない。しかし現在では、全てのカントンが公選で選ばれた議員を出している。 ツーク州とアッペンツェル・インナーローデン準州を除いた全ての州で、議員は国民院議員と同時に選出される。 アッペンツェル・インナーローデン準州では物理的に召集された州民の集会()によって代表者が選ばれる。比例代表制が使用されるジュラ州を除いて、代表者は多数制により選出される。