ローアングル(英語:low-angle shot)は、低い視点から仰角気味に撮影するカメラの撮影技法。高所からの視点(俯瞰)に比べ撮影対象の人物が良く浮き上がる手法でもある。煽り構図ともいわれる。 ローアングルの映画と言えば小津安二郎の監督作品が有名だが、小津ほどの徹底性はないにせよ、加藤泰もまたローアングルを作風の特徴としている。 特に、小津らの手法は地面すれすれにカメラを設置して撮影を行い、日本国内にとどまらず世界の映画監督に影響を与えたとも言われている。