ロシア軍のザポリージャ州占領は、2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻し、ザポリージャ州の一部を占領し始めたときに始まった、進行中の軍事占領である。2月26日、ベルジャーンシク市がロシアの支配下に置かれ、3月1日にメリトポリの戦いでロシアが勝利し、メリトポリは占領された。ロシア軍はまた、ザポリージャ原子力発電所があるエネルホダル市を包囲し、3月4日に占領した。州都ザポリージャは、ロシア軍に占領されておらず、ウクライナの支配下にある。しかし2022年9月、占領軍はロシアへの併合を問う住民投票を強行し賛成多数になったとして9月30日にはロシアのウラジーミル・プーチン大統領が併合を宣言、編入条約に調印しロシアはザポリージャ州を自国の一部と見做すこととなった。 2022年7月にはロシアの2022年戦争検閲法をザポリージャ州に拡大する法令を発行し、罰則としてロシアへの強制送還も含まれていた。