レモン電池(レモンでんち)はレモンの果実に亜鉛板と銅板を差し込んで作る簡易な電池である。 ボルタ電池と同様の原理であり、銅板と亜鉛板が電極、レモンに含まれている果汁が電解液となって電力を発生する。レモン以外にみかん、グレープフルーツなど他の果実を使って実験することも可能で、果物電池(くだものでんち)またはフルーツ電池とも呼ばれる。ジャガイモを使ったジャガイモ電池も原理は同じである。また、銅・亜鉛以外の金属を電極として使うこともできる。 子供向けの科学実験の題材としてしばしば用いられる。