ラム波(英:Lamb waves)とは均質・等方な弾性体の薄板中を伝搬する弾性波伝搬モードの一種である。周波数により位相速度が変化する速度分散性および無数の伝搬モードが存在する多モード性を有する。1917年ににより分散関係が導かれた。 ラム波は均質・等方な板中を伝搬するガイド波の中でも、その振動面が板表面に対して垂直であるものを指す。なお、振動面が板表面に対して平行なものは、SH波による板波と呼ばれている。