ボリソフ彗星(ボリソフすいせい、2I/Borisov、C/2019 Q4 (Borisov)、内部呼称名 gb00234)は、オウムアムアに続いて発見された観測史上2例目の恒星間天体で、恒星間彗星としては初めて発見された天体である。軌道離心率約3.36の双曲線軌道を持ち、太陽の重力に拘束されていない。2019年10月末に太陽系の黄道面を通過し、同年12月8日に太陽から約2 au(天文単位)の距離にまで接近した。