フォークランド海流(フォークランドかいりゅう、英: Falkland Current)とは南アメリカ大陸南端とフォークランド諸島との間を通り、アルゼンチン海のパタゴニア地方沿岸に沿って北上する寒流。マルビナス海流(マルビナスかいりゅう、英: Malvinas Current)とも呼ばれる。南極環流の一部が南米最南端のホーン岬付近で分流したもので、ラプラタ川河口沖において、南下してくる暖流のブラジル海流との間に収束帯(潮境)を生じさせる。潮境において、一部はブラジル海流の下層に潜入するが、大部分はブラジル海流とともに東に流れとなる。この地域の海況は、日本の三陸沖や北米東岸のニューファンドランド沖と類似している。

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  • フォークランド海流(フォークランドかいりゅう、英: Falkland Current)とは南アメリカ大陸南端とフォークランド諸島との間を通り、アルゼンチン海のパタゴニア地方沿岸に沿って北上する寒流。マルビナス海流(マルビナスかいりゅう、英: Malvinas Current)とも呼ばれる。南極環流の一部が南米最南端のホーン岬付近で分流したもので、ラプラタ川河口沖において、南下してくる暖流のブラジル海流との間に収束帯(潮境)を生じさせる。潮境において、一部はブラジル海流の下層に潜入するが、大部分はブラジル海流とともに東に流れとなる。この地域の海況は、日本の三陸沖や北米東岸のニューファンドランド沖と類似している。 (ja)
  • フォークランド海流(フォークランドかいりゅう、英: Falkland Current)とは南アメリカ大陸南端とフォークランド諸島との間を通り、アルゼンチン海のパタゴニア地方沿岸に沿って北上する寒流。マルビナス海流(マルビナスかいりゅう、英: Malvinas Current)とも呼ばれる。南極環流の一部が南米最南端のホーン岬付近で分流したもので、ラプラタ川河口沖において、南下してくる暖流のブラジル海流との間に収束帯(潮境)を生じさせる。潮境において、一部はブラジル海流の下層に潜入するが、大部分はブラジル海流とともに東に流れとなる。この地域の海況は、日本の三陸沖や北米東岸のニューファンドランド沖と類似している。 (ja)
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  • フォークランド海流(フォークランドかいりゅう、英: Falkland Current)とは南アメリカ大陸南端とフォークランド諸島との間を通り、アルゼンチン海のパタゴニア地方沿岸に沿って北上する寒流。マルビナス海流(マルビナスかいりゅう、英: Malvinas Current)とも呼ばれる。南極環流の一部が南米最南端のホーン岬付近で分流したもので、ラプラタ川河口沖において、南下してくる暖流のブラジル海流との間に収束帯(潮境)を生じさせる。潮境において、一部はブラジル海流の下層に潜入するが、大部分はブラジル海流とともに東に流れとなる。この地域の海況は、日本の三陸沖や北米東岸のニューファンドランド沖と類似している。 (ja)
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  • フォークランド海流 (ja)
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