バグラティ大聖堂(バグラティだいせいどう、グルジア語: ბაგრატი; ბაგრატის ტაძარი, Bagratis tadzari)は、11世紀に現在のジョージアの地方の古都クタイシに建てられた、ジョージア正教会(グルジア正教会)の生神女就寝祭を記憶する大聖堂である。17世紀にオスマン帝国軍の砲撃で廃墟になったが、ジョージア(グルジア)の中世建築史における傑作として伝えられていた。現存する建物は再建されたものだが、この再建が、一度は世界遺産となったバグラティ大聖堂が、世界遺産リストから除外される理由になった。