ハンドレページ マラソン(Handley Page Marathon)とは、イギリスの航空機メーカーであったマイルズ・エアクラフト社(生産時にはハンドレページ社に吸収合併)が第二次世界大戦中に計画し1946年に初飛行させた高翼4発レシプロ旅客機である。胴体は比較的大きく故障も少なく3枚の垂直尾翼をもつなど独特の機体であったが、性能的にも構造的にも特に優れているとはいえない機体であった。また、生産数が43機であり商業的に成功したとも言えなかった。