ナックルボール(Knuckleball)は、野球における球種の1つ。可能な限りボールの回転を抑えた形で投じられ、捕手に届くまでの間に不規則に変化しながら落ちる変化球である。名前の由来は、曲げた指の第1関節(Knuckle)部分でボールを握り、突き出すように投げるからという説、この変化球を投げていたエディ・シーコットのニックネームが「Knuckles」だったからという説、が投げていたナックルカーブとよく似た変化をしていたからなど、メジャーリーグの文献によっても諸説ある。略してナックルともいう。また、この球を中心に投球を組み立てる投手は特にナックルボーラーと呼ばれる。